2009年1月29日木曜日

木邨氏発言集:ボクが毎回モノを作ることによって生むのは、人間関係の破綻 です。

夕闇通り探検隊製作中に書かれていたもののようですねー。
1、3、5、6、7、8章(10章~も?)が抜けているが、
精神的、肉体的に追い込まれている様子が窺えます。
しかし、木邨氏視点で書かれた文章はどこまで現実を捉えてるんですかね?
人間関係の破綻が果たして作品作りから来るものなのか、
当時関わっていた他の人からの話も聞けたら面白いですねー。

532 名前: せがた七四郎 [sage] 投稿日: 2008/12/02(火) 23:03:14 ID:Na3WEz0L
2、作品の停滞感
─────────
■■さんがおっしゃっていたとおり、完成が見えてこれば
心理的にも変わる。
今は、それを信じたい気持ちでいっぱいです。
でも正直なところ、この主人公達三人組と彼らの住む世界を
考え出してから、今に至るまで、ボクの想像の範疇をこえた
ゲームの完成部分は、実はほぼ皆無なのです。
活きた町。より明確化された三人の視点の違い。・・闇。
予定調和というか、それにたどりつかせるのすら、極めて
困難というか・・。
他の方の評価の中にはありがたいものもありますが、自分と
しては、もっと先へ、もっと先へ、進んでおらねばならなか
ったのです。
次どう動くべきかも視野に入れ、もっと未来に対して、
アクティブな状態になっていたかったのです。
夕闇の呪縛は、自ら作りだしたものと言え、あまりに
ネガティブなのです。

533 名前: せがた七四郎 [sage] 投稿日: 2008/12/02(火) 23:03:45 ID:Na3WEz0L
9、時間、お金、精神的ゆとり、孤独
──────────────────
自分の生活を振り返る暇もない、24カ月強でした。
時空間の概念が体感できない、昼夜逆転、自宅と仕事場の往復
の毎日。
前髪が急に抜けはじめ、首もとのアトピーは再発。
神経はさらにやられ、躁鬱は、「鬱」気味の状態が長く、時には
三日から一週間にも渡り続くようになりました。
26才。若造とも、ベテランとも言えない年齢だと思います。
一般的に言って、社会人3年生といえば、衣食住の生活基盤が、
それなりに整い、精神的な成長が、見込める時期だとも聞きました。
ボクはそんな「一般」とはほど遠いアウトロウな人間ですから、
そんな物差しはアテにはしていません。
しかし、この成長の無さと弱っていく身体は、生きていくという
もっとも、生物的な部分に影を落としてきます。
自分に未来はあるんだろうか・・、少しも自分を肯定的に考える
ことができないのです。
身体的な苦痛を伴うストレスにより、強引に二度、長期休暇を取り
ましたが、その内実は休暇などと言う心理状態ではありませんでした。
進まないプロジェクトと自分の無能をどうお詫びするか、あるいは
自分の作品を再び切り捨てることにどう決着を付けるか、そればか
り考え、不健康きわまる毎日を送っていました。
生存の困難が前提にあり、それを克服することが「生」と言うなら
それに反するような「怠惰」を、漠然と、仕事がダメならいずれ
死ぬか殺されるかなのだから、構わないと思っていました、
カンタンに言えば、ネガティブに陥り、仕事をさぼっていただけ
なのです。
恥ずかしいことばかり書きましたが、もっとも恥ずかしい、
ボクの今、抱えている大きな問題、「怠惰」と、その原因とも
なっている4つの要素を、あげておかねばならないでしょう

534 名前: せがた七四郎 [sage] 投稿日: 2008/12/02(火) 23:04:15 ID:Na3WEz0L
「4、孤独」
ボクが毎回モノを作ることによって生むのは、人間関係の破綻
です。
今回の夕闇スタッフ、すなわち長年の友人だった面々とは、もう、
作る話で盛り上がることはないでしょう。
K君やTさん、●●の例を挙げるまでもなく、作ることに
よって、毎回、孤立していくのです。
また、ボクにプライベートな友人というものがいません。
(一人近しい人間がいましたが、開発に忙殺される内、自ら
 縁遠にしてしまいました・・)
ボクは、一人です。
以前はその事を誇りにすらしていた人間です。
しかし今や、誰かのために何かを作ろうと思う意思、内的衝動は、
振っても叩いても欠片すら出てきません。
作ることで、さらなる孤独に陥ることが、恐ろしいのです。
「最後に首をくくるタイプだね」と言われました。
その通りだと思います。
(2ちゃんねる:夕闇通り探検隊3つめの噂から引用)

0 件のコメント:

コメントを投稿